被災地へ向かって祈ってきました
この間の5月10日、師匠の主導で、被災地への祈りを行った。
場所は三浦海岸。
うちからはかなり距離があるが、ちょっとした小旅行だと思って楽しみながら出掛けた。
何故三浦海岸なのかというと、日本の海岸の中でも三浦海岸は”陰”のスポットなのだそうだ。
つまり、陰陽の関係でいう、”陰”にあたり、”陰”は女性的なエネルギーとも言われ、要するに、受け皿のような役割を担うところなのだそうだ。
ということは、何でもかんでも、いろんなものを受け止めてしまう場所なので、被災地から来る重苦しいエネルギーをばっちり受け止めてしまっていて、なんとなく暗い印象になってしまっているというのである。
今回は、その受け皿になってしまっている三浦海岸に赴き、その重苦しいエネルギーを払拭し、三浦海岸から被災地へ向けて光を送るべく、祈りを敢行することになった。
海岸に着くと、師匠が、この海岸の中でも祈るのにふさわしい、なるべく明るいエネルギーが充満している場所を探して下さった。
みんながその場所に集まると、今度は被災地のある方向を探し始めた。
すると、師匠が言った。
「皆さん見て下さい。今空の雲が気流になって一つの方向に流れていってます。その方向が被災地を示してくれています」
確かに雲が細かい氣の流れのようになって一つの場所へ集まっている。こんな雲もまた初めて見たと思った。
「祈りをしようと集まってくれた私達の為に、神様が教えて下さったんですね。神は良い事をしようとする人々には必ず指し示して下さるのです」
と師匠は続けた。
神様はちゃんと私達を見届けて下さっているんだな、と思って心が洗われるようだった。
その後、神事をしてから、一般の方でも簡単に祈れるように、分かり易い現代の日本語で祈りを始めた。
「被災者の方が、1日でも早く平穏な生活に戻れますように」を100回。
「被災地が、1日でも早く復興しますように」を100回。
「原発に替わる新しいエネルギーが現れますように」を100回。
これをみんなで一斉に唱えた。
唱え始めて少し経つと、雨がぱらぱらと降り出した。
少し降った後、ほどなくして止んだ。
気候は曇り空で、暑すぎず寒すぎず、雨もそれ以上降ることはなく、とてもいい環境で唱えられた。
後から師匠が言うには、あらかじめ祈り易い環境になるように神にお願いしておいて下さったとのこと。
また、祈り始めに雨が降ったのは、周辺の浜辺や海岸にいる人間を外に出す為だったという。
確かに雨が降った後は、見事に私達以外は殆どの人が去って行ったらしく、辺りはしーんとしていた。
中には邪気のある人もいるので、祈りの邪魔になってしまうのだという。
それを払拭するために、神が雨を降らせてくれたのだという。
一通りのお祈りが終わった後、みんなで手を繋いで大きな輪になり、一人一人が思い思いに声を出して、心を一つにする”音靈行”を行った。
みんながいろんな声を響かせ合い、低い声から高い声、いろんな発声によって不思議と調和の取れたハーモニーのようになり、どんどんみんなの思いが一つになっていくのを感じた。
傍から見れば、何か怪しいことをやっている人達に見えるのかも知れなかったが、真剣な氣持ちで、且つ心を清めようとする氣持ちでやっている私達にとっては、そんなことはまるで関係のないことだった。
やり終えた後は、実に清々しい氣持ちになり、達成感でいっぱいになった。
本当に、時間をかけてここに来てよかった、と思った。
師匠が言った。
「皆さんの真剣な祈りが被災地にもきっと伝わったと思います。今日はありがとうございました」
その後、昼食を摂って解散。
実は、GWに寒い中外に長時間いた日があったのがいけなかったのか、喉がいがいがしていたのだが、なんとかこじらせることなく無事に祈り切ることができた。
その後一生懸命自己ヒーリングに努めたら、それ以上酷くならずに完治できた。
良い行いをした事による神様の計らいでもあるのかも知れない、と思った。
また、案の定、懸念していた翌日の5月11日は、大きな地震が起きることもなく、穏やかな1日だった。
本当に良かった。
祈りは本当に届く。
思いは絶対に現実化する。
その意識と意志のエネルギーの凄さを敏感に感じ取って欲しい。
また、既にもうそういう時代に入っている。
どんどん思いがストレートに現実化する時代に移行している。
だからこそ、ネガティブな発想、マイナスな思考を捨てよ。
絶対に生き抜けるし、絶対に幸せになるし、絶対に愛するべき人が見つかるのだと、自分自身を信じよ。
これからは、自分自身を信じた者だけが、自分自身を至福へと導くことができるのである。
”たとえ世界中の全ての人を敵に回しても、自分自身を信じろ”
とは、私の仲間の一人に言った師匠の御言葉だそうだ。
私もこの御言葉を聞いて、目頭が熱くなった。
師匠が自分に襲ってくる大変なエネルギーを一つ一つ振り払いながら、今こうして無事に生き抜いて、私達を導いて下さっているからこそ、私達があるのだという事に、また感謝の念が湧いた。
全て繋がっているんだよ。
人と人との愛。
それがまた周囲の人に伝わって、そして愛が大きくなって、それから愛で地球が満たされて、5次元の世界が構築されていく。
私はそれだけを今見つめて生きている。
これでいいんだと思える。
だから、私はこれからも真っ直ぐに生きていこう。
合掌。
| 固定リンク
「地球に祈りを」カテゴリの記事
- 被災地へ向かって祈ってきました(2011.05.16)
- 自然界の動きについていく為に(2011.05.07)
- 江原啓之氏の「祈り」の定義(2011.01.31)
- 祈りで湖が綺麗になった実例(2011.01.16)
- 祈りこそ科学(2010.11.21)