自然がいっぱいの幼稚園♪
最近ブログの更新が弱弱しくなってしまったのだが、ちゃんと理由があって、今少しずつ、幼稚園入園から使うリュックサックの手作りを始めているところである。
なんてったって、裁縫だけは殆どやってこなかったので、とりあえず無駄な失敗だけはしたくないと、とーっても簡単な幼稚園側からのリュックの作り方の紙を穴があくほど睨みながら、材料を買いに行き、やっとこさミシンを動かし始めたところなのである。
しかし、やっぱりミシンを動かしているときっと我が子は好奇な顔をして近寄ってくるのは目に見えている。なので仕事をしている私は、仕事の空き時間や、朝早く起きるなどして、子供のいない時間帯を狙って少しずつ作っていくしかない。
こんな手作りリュックサックを作らせるような幼稚園はどんなところか、というと、とにかく昭和の匂いのする風景が特徴的な、自然に囲まれたぬくもりのある幼稚園である。
まさか、旦那の実家のある町中に、こんな素晴らしい、私にとって理想的な幼稚園があったのかというくらい、超自然派である。
団地ができた際に、沢山の子供が生まれ、幼稚園が足りなくなってしまったので、団地に住む家族を中心に通ってもらうべく、父母の力でできたそうな。庭にはヤギや鶏などがおり、奥には畑もあり、飼育はもちろん、野菜を育てるのも種を蒔くところから子供達にやらせる。
完全に遊び中心で、朝から昼間帰宅する時まで思いっきり遊ぶ。竹馬もやるし雑巾縫いもやる。遊びの能力と共に生活力を養わせてくれる幼稚園。
更に食事は発酵玄米のご飯に、殆ど肉なしのおかず。もちろん牛乳も卵も出ない。
牛乳と卵にアレルギーのある我が子にとってはとても安心できる食事内容。
ただしかし、残念ながら給食は週2回しかないので(^-^;、それ以外の日はお弁当を作らなければならない。
もちろんなるべく肉は入れないで、野菜を大きめに切って薄味にし、ごはんにはふりかけも何もかけないで下さいとのこと。すごい、徹底している。
また、おやつの時間は、お菓子が出る訳がない(笑)。
にんじんの酢漬けだの、きゅうりに塩をかけたものだの、たまに果物が出ればラッキーというような、本当にシブい内容Σ(;・∀・)
これらも、子供達が育てて収穫した野菜や果物で賄われるという。
園ができた当初からそうだった訳でなないみたいだけど、父母の要望を取り入れながら、ある時から食事にも氣を遣うようになり、今のスタイルができあがっていったのだと思われる。
この町に引っ越すと決めた時から幼稚園はここにしようと決めていた。
しかし、やむなく仕事をしなければならない状況になり、今は子供を保育所に預けて働いているのだが、やはりお国事業の保育所では、通り一遍の内容で物足りないし、食事は肉も牛乳も卵も普通に出るし、おやつも普通にお菓子が出るので、そういう味を覚えたらもう、家に帰ったってそういうのが食べたくなるに決まっている。
私もそこまで徹底して取り組めないので、普通にお菓子やジュースはあげてしまっているのだが、これから幼稚園に入るに当たって、せめてその時間だけは美味しいものに氣を捕われずに、素朴な食事と、あとは遊びにしっかり集中することができたら、今後の子供の人生を形成するのに良い影響をもたらすはずだと思っている。
早期教育という言葉に乗っかって、いたずらに勉強するように仕向けると、しっかり自分の心のままに遊ぶという時間が減り、本来の集中力が養われない。
遊びに集中することを覚えれば、小学校へ上がったら自然と勉強にも集中して取り組めるのだという。
また下手にいろいろ覚えさせると、小学校に上がると、既に知っている内容が出るので、却って授業を聞かなくなってしまうのだという。
早期教育がいかにも大事だ、というようなセールストークに踊らされることはない。
もちろん、英語を幼児期に覚えると上達が早いというような文句も聞かない方がよい。
大体、母国語である日本語をまだまともに話せないうちから英語を覚えさせるという神経が私には分からない。
絶対に母国語が大事である。英語は二の次。家族の事情で海外に暮らすことがあるならともかく、しばらく日本にいる人間に、なんで英語を詰め込ませなければならないのか、甚だ疑問である。
つまりは親がどこにアンテナを張っているのか、である。
利益主義の塾や通信講座の話に踊らされるとしたならば、親も結局利益主義の枠から出ることができず、同じ穴のムジナであり、子供の心を見ていないということである。これでは子供が可哀想である。
子供が自ら、ピアノ習いたいとか、スイミングに行きたいとか言い出すのならいいのだけど、親の勝手な思いだけで、あれをさせよう、これをさせようと躍起になるのは、親のエゴであり見栄でしかない。
とか言いながら、私も保育所に預けるまでは、やたら来るちゃれ○じの広告に負け、そんなにお金がかからないからやってみるかと思い、教材を取ってみたが、元々成長が遅めだった我が子には、そのおもちゃの遊び方が全然理解できず、1歳児頃に来たおもちゃを3歳になった今になって得意げに遊んでいるのだから腑に落ちない。
結局そんなものである。
という訳で、私の思いをちゃんと叶えてくれる理想的な幼稚園に、今年は子供を通わせ、しかし仕事も引き続き続けるので、幼稚園の後は託児所にバスで送迎してもらい、いわゆる二重保育をして年少を乗り切りたいと思う。
年中からは幼稚園で延長保育してくれるので、とにかくそれまでの辛抱である。
こんな幼稚園に巡り合ったのも、きっと必然だと感じている。
前に住んでいた町では絶対に見つけられない幼稚園だから。
私も子供と一緒に、この幼稚園で成長できたらいいなと思う。
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